金沢 浅野川洪水 水害被災者の日記

平成20年の石川県金沢市のゲリラ豪雨・浅野川水害で被災者になってしまったマンション住民の日記
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第三回口頭弁論が開かれました。
 本日14時より、金沢地方裁判所にて、浅野川水害訴訟第3回口頭弁論が開かれました。

 今回は被告の主張の矛盾や曖昧な点について、裁判所からも鋭い指摘がなされました。

 県はパラペット(堤防)は余裕高であって、河川敷の地面を超える水位に対しては責任を持たないというような主張をしています。

 仮にその理屈の通りであれば、そもそも、堤防の切れ目をふさぐ役目も県は負わないということになります。でも実際には堤防閉鎖作業は水防計画にはいっています。どう考えても県の主張は矛盾しています。

 被告代理人は、この質問に回答をするためには、まず原告が書面を出すようになどと、裁判引き延ばしとしか思えないような言動を繰り返しており、閉廷後、傍聴に来た被災者からは一様に抗議の声が上がりました。

 今回の紛争で、県や市の初動体制に遅れがあったことは、変えようのない事実です。知事自身も認めています。それでも、被告は賠償金を払わないために、税金を使って一千万円近いお金をシミュレーションにかけたり、県外から弁護士を雇って多額の弁護料をつかったりしています。これは正しいことでしょうか?そんなお金を少しでも被災者救済に使うことはできないのか。

 浅野川水害被災者として、とても谷本正憲石川県知事のこれ以上の多選を認めることはできません。

 次回は来年の2月19日14時に行われます。3ヶ月に1回という、この遅いペースも何とかならないものかと、つくづく思います。県と市の誠実で迅速な被災者支援を求めます。
第3回口頭弁論の予定
  11月27日(金曜日)14時より、金沢地方裁判所にて、浅野川水害訴訟第3回口頭弁論が開かれます。

 県と市の準備書面を読んでいて、とことん腹が立つのは、被災者に対してのお見舞いの気持ちが、かけらも見えないことです。

 せめて「被災者の皆様には本当に申し訳ないが」くらいに書いてあれば別ですが、まるで被災者をバカにしたような、上から目線の文言の羅列には、あきれかえるばかりです。石川県も金沢市も、こんなに心の通わない行政でいいのか。県民市民感情がわかる首長の誕生が望まれます。
- | 21:19 | comments(1) | - | pookmark
テレビに出ました。どんぐり再開の日
 金沢市並木町お好み焼き「どんぐり」再開の日の様子が、石川テレビと北陸朝日放送でオンエアされました。

石川テレビ 2009.10.12放送

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北陸朝日放送 2009.10.13放送

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並木町「どんぐり」さんのオープン
 昨年7月28日の金沢市浅野川水害でお店が水没した、並木町のお好み焼き「どんぐり」さんが、今日の午後5時に、再開オープンしました。

 再建までの様子が、これまで何度もテレビや新聞で取り上げられていたこともあり、今日のオープン前には、たくさんの記者やカメラマンがお店の前に集まっていました。

 カウンター8席と、4人掛けのテーブル3台、計20席のこぢんまりとした、とても落ち着く空間になっていました。

 やわらか歯ごたえの、お好み焼き、モダン焼き、焼きそばがおいしいのはもちろん、揚げたての唐揚げ、サーモンサラダ、金沢のおいしいお米のライスと、家族でおなか一杯食べてきました。

 開店時には、民主党衆議院議員の奥田建さんが挨拶に、6時には自民党衆議院議員の馳浩さんがおいでました。馳さんとは地元のみんなと一緒にお好み焼きを食べました。奥田さんは、マスコミのカメラに写るのが嫌だと言って、すぐに帰ってしまいましたが、食べていってほしかったなぁ。



 どんぐりの店主、盛多さんのおばさんの手作りの縁起物「加賀手まり」を、お土産にいただきました。(馳代議士も携帯のストラップとして、早速つけておられましたよ)

 これからも、お店が順調にいきますように。みんなで応援していきます。

リンク:北陸中日新聞の記事

【お好み焼き「どんぐり」 金沢市並木町1−8 電話076-231-4846】

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並木町どんぐりさんがようやく再開します。
 昨年の金沢市浅野川水害で店が水没し閉店を余儀なくされた、お好み焼き「どんぐり」さんが、10月10日17時から、再開します。

 家族を守り、店の再興のために、この1年半がんばってこられた盛多さん。本当に大変でした。10日は、みんなで「どんぐり」へ、お祝いに行きましょう。

お好み焼き「どんぐり」
金沢市並木町1−8 電話076-231-4846(地図はこの記事の一番下にあります)

水害後のどんぐりさんを紹介したテレビ番組。

浅野川氾濫から3ヶ月【店再開できず苦難続く】


金沢浅野川水害 お好み焼き「どんぐり」の1年後

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第二回口頭弁論開かれる
 本日4時より、浅野川水害訴訟第2回口頭弁論が開かれました。

 前回と同様にたくさんの人が集まり傍聴券が配布されました。この裁判の注目度がわかります。

 前回のようなプレゼンテーションはありませんでしたので、淡々と打ち合わせのようなことでおわりました。訪れた住民の話を聞くと、

「向こうの弁護士は、わざわざ県外から雇っている。交通費だけでも相当なものではないか」
「市と県の職員がたくさん傍聴に来ていた。こんなところに来るくらいなら、仕事をしろ」
「市や県は、まともに話し合いにも応じず、裁判を長引かせて、お金をかけるのは間違っている」

などなど、怒りの声がおさまりませんでした。

 次回、第三回口頭弁論は11月27日14時からの予定です。
浅野川水害訴訟第二回口頭弁論
 本日、午後4時より金沢地方裁判所において、浅野川水害訴訟第二回口頭弁論が行われます。

 これまでの、双方の準備書面等から、争点を整理し、今後の裁判の方向付けがなされるものと思います。ご都合のつく限り、ぜひ裁判所での傍聴をお願いいたします。
石川県知事の多選相乗り無風選挙に反対
【首長選での相乗りには反対】

 この夏の総選挙では、最後まで当選者がわからない激戦の緊張感の中、自分の一票が世の中を変えたと実感した有権者も多かったと思う。

 各候補者にとっては、大変つらい選挙戦であったと思うが、これこそ民意を伝えるに
ふさわしい選挙であったと思う。

 さて、首長の多選問題が論議されて久しいが、多選以上に問題に感じるのは、投票前に結果がわかっているような無風選挙になることである。

 各政党が相乗りして候補者を決めてしまうことには反対だ。これでは民意が十分に反映されるとは言えない。首長が有権者ではなく、自分を推薦してくれる議員の言うことばかり聞くようになる恐れもある。

 わが郷里の首長選挙も、多くの候補者の政策から、有権者が選択し、投票を通して政治に参加する機会を与えられることを、心から望む。

金沢市 介護施設長 小坂 直樹
(平成21年9月17日 北國新聞 朝刊 「地鳴り」)
水害当日の金沢市役所 初動体制の遅れ
 平成21年7月28日、浅野川水害当日の金沢市役所の動きを示す書類が、情報公開請求によって手に入りました。

(黒塗り部分は個人名だと思われる)

4:28 大雨洪水警報発令 職員自主参集開始
7:30 水防警報発令
8:05 マンホールが吹き上がる(用水の逆流が始まっている)
8:20〜8:40
     逆水門委嘱者に水門閉鎖を電話連絡
8:30 金沢市職員が浅野川大橋に到着

 本来ならば、水防警報発令時の7:30には、市職員が水門に張り付いて、河水と内水のバランスを見ながら水門の開閉準備を行わなければならなかったはずです。(金沢市水防計画に、水防警報発表時には水門等の開閉の準備を行う必要があると書いてあります)

 8:05にはマンホールが吹き上がるなど、水門からの逆流で被害が生じているのに、水門閉鎖の電話連絡を行ったのは、その15分後の8:20。市職員が現場に着いたのは、さらに遅れて8:30。もうこの時点では手遅れでした。

 金沢市は、水門を閉められなかった言い訳として、石川県が管理する堤防切れ目(角落し)が閉められなかったために浸水し、水門番がたどり着けなかったと繰り返し言ってきました。

 しかし、堤防切れ目からの浸水が始まったのは8:30頃です。市の水防本部長(市長)が水防警報発令時の7:30に水門に行くように指示を出していれば、間違いなく水門は閉められたのです。約1時間の初動の遅れが、市民の命をも脅かす悲劇を引き起こしたのです。

 このような明確な事実がありながら、金沢市はいまだに自らの非を認めようせず、悪いのは全部県だと責任転嫁をし、積極的な被災者支援を行おうとはしません。

 1年以上の県と市の責任たらい回しの間、並木町、橋場町の水害被害者の中には、いまだに元の家に戻れない人がいるのです。
- | 17:39 | comments(0) | - | pookmark
馳浩さん当選、おめでとうございます。
 浅野川水害被災者に、積極的な支援を行ってくださった馳浩(はせひろし)さんが、衆議院議員選挙で、比例復活当選されました。

 公示中は報道機関の公正中立のため、候補者の事実に迫る報道がされなかったのは残念でした。現場の記者は、生の候補者の姿を追って、かなり思うことはあったと思いますが、その多くは記事にはなりません。デスクに削られた部分も、たくさんあったことでしょう。

 朝日新聞のインタービュー記事で、わたしの話の中から削られた部分を以下に書きます。(朝日新聞に、これが書かれていれば、もしかして結果は逆転していたのではないか?)
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 並木町の水害被災者のもとに、何回も通って、親身に話を聞いてくれた国会議員は、現職金沢選出の衆議院議員(はせ浩さん)だけ。

 民主党候補にもメールを送ったが返事はなかった。その民主党候補が、飛び込みでわたしの職場に来たときに「水害被災者支援をどう考えてているのですか?」と聞くと「県のお考えもあるでしょうから」という返事しかなかった。
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 民主党当選者には、これからは、金沢のいまだに元の自宅に戻れない水害被災者のためにも、ただ単に「県の考え」に追従するのではなく、自分自身の考えを持ち、超党派で助け合い、民主党のスローガンでもある「弱者救済」を、確実に行ってほしいと、強く思います。

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